一日を振り返って、今日は強迫が酷かったとか、今日は強迫があまり出てこなかったとか、考えてしまうことがあります。ただ、酷かったほうも、酷くなかったほうも、テーマが強迫であることに変わりはありません。どちらの場合も、強迫に意識が向いているのです。
強迫観察はできるだけ止めたいものです。今日は何が楽しかったか、何ができたかに、意識を向けてみましょう。強迫から離れたいのであれば、強迫に意識を向けないことが、一番効果的です。
私たちは強迫を治すために生きているのではありません。日々、ベストを尽くし、幸せを感じるために生きているのです。幸せになることをご自分に許してください。そして、障害者である以前に、一人の人間だということを決して忘れないでください。