今の精神科は、10代の、子供と言ってもいいような若い方、そしてあろうことか小児にも、SSRIなどの抗うつ薬を簡単に処方するところが多いのです。
大人になっても脳は発達する、という説もあるというぐらいです。ましてや、若い年齢の方の発達中の脳に、薬という化学物質を入れるということは、恐ろしいことであるように私は感じます。
SSRIは、自殺念慮が生じたり、攻撃性が高まるなどの報告もある薬です。実際に、社会的事件まで起きています。たとえ自殺をしたとしても、薬のせいではなく、持病が原因だったとされてしまうのが悔しいところです。
抗うつ薬の副作用はうつなのです。注意書きに、小児の手の届かないところに保管してください、と書かれている薬を、小児にも処方しているのです。この矛盾だらけの抗うつ薬が世界中に氾濫していることに、深い闇を感じます。
どうか、子供たちが抗うつ薬の犠牲になることが、なくなりますように、願っております。