「頑張れ」という言葉

精神疾患を抱えている人などに、「頑張って」という言葉は良くないと唱える人もいます。

私も、強迫の苦しみを何も知らない人から、「気の持ちようだから頑張って」などと声をかけられたら、少々孤独感を持つかも知れません。

しかし、強迫の苦しさを知らない人に何の罪もありません。その人の立場から、精一杯の応援をしてくれているのでしょう。強迫の人はわかってもらいたい気持ちでいっぱいになりますが、強迫を知らない人の気持ちも考えてあげられたら、もっと対等になれる気がします。

相手の人が、強迫は理解できずとも、あなたを本当に心配して、思いやって、「頑張れ」と言ってくれたなら、その想いは心に届くはずです。言葉はあくまでツールですから。

この世は、障害者対健常者の世界ではありません。それ以前に人間対人間なのです。

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