強迫観念が浮かぶ時というのは、脳がジャックされている状態です。脳をジャックされると、体まで動きづらくなり、酷い時は金縛りのように動けなくなります。脳だけが過剰に働いてしまっているのです。
また、強迫行為が止まらない時というのは、同じく脳がジャックされ、しかも体まで自由がきかなくなります。右に行きたいのに、左の道を歩いてしまうような感じです。要は、操り人形になってしまうのです。
人間は脳の力より、心のパワーが強いため、心のままに考え、行動するのが自然です。しかし、強迫が出てくると、本来の心に反し、脳の指令をきかねばならなくなるため、気も狂わんばかりに苦しくなります。
いくら言葉で説明をしたところで、これらの感覚は、強迫になったことのある方にしか、理解できないですね…。