加害恐怖

昔、息子がまだ小さくて、抱っこもできた頃、二人で歩きながら、川にかかる高くて大きな橋を渡ったことがありました。

私は橋を渡りきってから、「もしかして私は子供を川に投げ入れようとしたのではないか」という疑念がわき、何時間も取りつかれたように考えていたことがありました。

今考えれば、可能だからといって、それを実行しようとしていたことにはならない、ということはわかります。傷つけることができる、傷つけたい、傷つける、これらは別物です。

はっきりと強迫を発症するより以前から、私は加害恐怖を持っていたのだなぁ、と思います。

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