『ヒトノココロ研究所』開設・HP公開

長い間、ブログを書かず、申し訳ありませんでした。

ザボっていたのもあり、忙しかったのもあり、と言った感じです。

本日、『ヒトノココロ研究所』のHPを公開いたしましたので、今後はこのブログから離れ、新しいHPにてブログを続けていきます。内容は、強迫性障害はもちろん、人の感情などについても書いていこうと思っております。このブログは残しておきます。

よろしければ、新しいHPにいらしてください。

以下にリンクを貼ります。

『ヒトノココロ研究所』

https://hitono-kokoro.com

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

marie

アウトプットで強迫改善へ

強迫行為やぐるぐる思考が止まらない場合は、どうしても止まらないのだから、続けるしかないと思っています。強迫など誰だって止めたいですし、必要がないことなど百もわかっているはずです。それでも止めることができないから、強迫なのであって、止めたい、必要がない、という気持ち一つで止められるなら、強迫ではないと思います。

強迫行為やぐるぐる思考を、気の済むまで行うことにより、少しの安堵感を得ますが、これは、自分のしたいことをしたから落ち着いたのではく、したくないことをして、単に脳の発作を静めただけです。拙著にも書きましたが、強迫行為を行うと、ある種の脳内麻薬のようなものが分泌されるように思います。そのため、強迫行為をした後のスッキリ感は、本当にやりたいことをやって得られる満足感とは、異なります。

強迫発作がおさまると、ほっとしたお気持ちになるのはよくわかるのですが、脳内麻薬のようなものにより得た安心感は、薬物療法のように、脳内の世界の出来事です。脳内だけではなく、現実世界において、心のほうを喜ばせてあげる必要があります。

強迫行為は、物凄いエネルギーを必要とするため、心身共にヘトヘトになります。しかしこれは、脳内の不安発作と闘ったために起こる消耗なのです。強迫から解放されると、疲れ切って休みたくなりますが、私の場合は、そこで休まず、強迫から自分自身に主導権を取り戻し、自分の心が望むことを行うようにしてきました。

私は、強迫で疲れてボロボロになっていようが、趣味の音楽や書き物を楽しんだり、簡単な仕事をするなど、自分の本来のパワーをアウトプットします。すると意外にも、強迫の疲れは消えていきます。強迫が落ち着いた時の安心感と、好きなことをした時の心地良さは、全く別物ですし、強迫行為で使うエネルギーと、趣味に使うエネルギーは、出所が違う異質のものだということがよくわかります。

ぜひ、ご自分の心や魂を喜ばせてあげてください。脳はあくまで一つの臓器です。脳と心に関連性があるということは否めませんが、私は、単純に、脳と心を別の存在と見なしています。私のイメージですが、脳は有限であり、心や魂は無限であるように感じます。

強迫行為やぐるぐる思考は、内側に向いているエネルギーですが、心の喜ぶことをしている時は、エネルギーが外側に向かっているのを感じます。アウトプットを続けることで、私の強迫は、だいぶ改善しました。趣味でも仕事でも、また、喜怒哀楽など様々な感情を表現することでも構いません。話す、歌う、詩や文章を書く、絵を描く、踊るなど、ご自分から湧き出る感情を、ご自分に合った方法でアウトプットしてみることを、おすすめします。

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改めて自己紹介

拙著の内容と一部重なりますが、今更ながら、私の自己紹介をさせていただきます。

私は40代女性、21歳の息子と二人暮らしをしています。私の母は、私が30歳の時に3ヶ月の余命宣告を受け、癌で他界しました。父もその数年後に亡くなり、親戚付き合いも皆無で、一人っ子の私は、息子と二人きりになったという訳です。息子の父親とは、短期間、籍を入れていたものの、婚前からDVが酷く、息子が生まれて間もなく離婚し、完全に縁を切ったため、養育費などもらったことはありません。両親がまだ生きていた時は、息子を保育園に預け、必死でアルバイトをしていました。

そして、母が死ぬ直前に、強迫性障害を発症しました。癌が移るのではないかという不安から始まり、不安の対象が今では、外からの見えない菌に変わり、外出先から帰ると、すぐシャワーを浴びないと家に入れず、買った物は、アルコールティッシュで拭かないと部屋に持ち込めない、といった具合です。前回のブログに登場した、別れた彼に対しては、付き合っていた7年間ずっと質問強迫があり、同じ用な事を、酷い時は一日中、質問し続けていました。最近は、ほとんど質問が出なくなり、ほっとしたのも束の間、別れることとなりました。

現在は、ただでさえ外の菌が怖い私に、コロナが追い討ちをかけ、外出する度にシャワーを浴びることも億劫で、家で仕事をしています。強迫性障害相談ダイヤル、オンライン日本語教師、そして占い師です。始めてみてわかったのですが、日本語教師の仕事は、ほとんどの生徒が海外在住なので、日本語を全く話せない生徒にも対応しなければならないため、英語が必須です。何とかなってはいますが、まだまだゴールは遠く、元々、英語が好きなのもあり、英会話を習っています。日本語だろうが英語だろうが、人とコミュニケーションを取ることが好きな私にとっては、楽しい仕事です。

占い師の仕事は、タロットカードの勉強をした後、いくつかの会社に所属し、チャット占いと、メール占いをしています。ただ、内容が物凄くヘビーなので、強迫の私には苦痛です。強迫性障害相談ダイヤルのご相談は、皆さまのお気持ちが、とても理解できるため、お力になれますが、占いのご相談内容は、理解を超えた、意味不明の内容ばかりで、精神状態が悪化するため、最近は仕事量を減らしています。

毎日そこそこ忙しく、趣味の歌やギターや執筆に費やす時間もあまりありませんが、楽しく暮らしています。毎日、地獄のような日々を送り、死ぬことを望んでいた時期も多々ありましたが、医者や薬に頼らずとも、強迫は改善できますし、幸せに生きることができるようになるということを、身をもって知り得た私から、皆さまにお伝えしたいと思います。

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